特殊工事

桟橋及び浮桟橋

特殊工事30年の経験より、集成木材とアルミを駆使し、人一人が行き来できる漁港の仮置き桟橋の様な小規模桟橋から、総延長数百メータ、幅1800mm 以上の大規模桟橋まで、お客様のニーズに応じた桟橋の設計施工が可能です。

1.施工可能材質

  1. 集成木材使用の場合
    厚み10~15㎝、幅85~1200㎝、長さ約12mまでの耐水性、耐用性の高い集成材を使用しての施工。
  2. アルミ材使用の場合
    アルミ材は、ご要望に応じた対応が可能です。

2.使用フロート(浮力材)について

桟橋を海に浮かべる際には、フロートと呼ばれる浮力材が必要となります。
弊社では、施工環境及び立地条件や利用状況に応じて下記の二つより最適なご提案を致します。

  1. フロート周囲が強化プラスチック材(五面体)で、内部は浮力材(発砲材)により浮力を確保保持している物。
  2. フロート周囲が強化プラスチック材、またはFRPの六面体で外部を完全な密閉状態にし内部は発泡材を注入した物。

3.設計施工に関する特徴

Ⅰ.水平性の維持

桟橋及び浮桟橋の施工は、使用する材質にかかわらず、浮いた場合の水平保持に技術力が問われます。
単に、均等にフロートを取付けたからといって、その水平性が確保できるわけではありません。
桟橋の中央下部は、給水パイプ、電気配線等の設備。また、桟橋上部はパワーポスト(充電設備)等が不規則な間隔で取付けられており、そのバランス保持に技術力が問われるからでです。
また、左右のフィンガーとのバランスも水平保持の為の大きな要因となります。

弊社では、綿密な浮力計算と豊富な経験により、信頼性の高い浮き桟橋を提供致します。

Ⅱ.強度の確保

使用材質では、集成木材、アルミ材に関わらず、その耐用性強度が問われます。
集成木材であれば、海水による腐食浸食や白蟻等の被害。
アルミ材であれば摩耗による腐食等を想定すると同時に、各々の規模、目的に応じた十分に耐え得る工法が求められます。

弊社は、施工地域の環境や目的に応じた、材質の選定と施工方法を実施しております。

Ⅲ.メンテナンスについて

桟橋及び浮桟橋は材質を問わず常時海水及び風雨にさらされており腐食浸食等は避けられない宿命があります。
定期的なメンテナンスを施すことにより、よりその耐久性を維持させることができます。

弊社では、現場に応じたメンテナンスフォーマットをご提案しております。

ボードウォーク、ウッドデッキについて

一般住宅に於けるベランダや庭に設置するウッドデッキをはじめ、公園、フェリーターミナル等の公共施設に設置するボードウォークやバリアフリーデッキ等の設計施工も承っております。
桟橋等と同様、対候性の木材は密度が高く、加工が困難な為、やはり専門的な施工技術と経験が必要となります。
弊社では、卓越した施工技術と豊富な施工実績で、クライアントに安心と安全をご提供致してまいります。

1.施工材質

Ⅰ.主にイぺ材を使用

イぺ材は中南米を原産地としたノウゼンカズラ科の広葉樹で非常に硬質かつ比重が1.0~1.2と重く、ボードウォーク、ウッドデッキには最適の木材と言えます。
イぺ材は、特に海岸部または露天状態で使用する場合は他に類を見ない材質です。

Ⅱ.その他の材料

使用目的により中南米産、北米産、アフリカ産等、知られている名称であればドッシー、チーク、ジャラ、ウリン等、その他数十種類の硬質材があり、施工環境や状況により最適な材料をご提案致します。

2.設計施工について

Ⅰ.加工は難しいが耐久性抜群

イぺ材は非常に硬質かつ重質である為、加工が大変困難です。
しかし、その分耐用年数が非常に長く、露天に設置されるベンチや、ウッドデッキ等に最適で、幅広く利用されております。
弊社では、豊富な経験と技術により、日本全国に数十ヶ所、官民を問わず施工してきた実績がございます。

Ⅱ.施工環境による最適な材料の選定

露天以外における店舗内部や室内でのデッキやベンチ、その他公共の建造物等においても、官民を問わず全国数十ヶ所以上の施工実績がございます。

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